週末サウナーのブログ

多くの人にサウナの良さを知っていただければと思い、書いていきます!

私のサウナの入り方

今回は、私のサウナの入り方を書いていきます。

入り方といっても、色々とあるかと思います。
が、ここでは、サウナに入り「ととのい」に至るまでの、私の基本的な手順を書いていきます。
何?! 手順なんて大げさなこといいやがって!! と思われる方、はたまた「ととのい」に至るために何か特殊なことが必要なの? と思われる方がいるかもしれませんが、特に大げさなことでも特殊なことをしているわけではありませんので、ベテランのサウナーの方々は自分の入り方と比較する感じで、これからサ活(サウナを楽しむ活動のこと)を始めようかと考えられている方や、サ活を始めたばかりで「ととのい」にいまいち至れていないと思われている方は、「いっちょ騙されたと思ってそのとおりにやってやろう!」という感じで読んでいただけますと幸いです。

以下、手順及び各手順についての詳細を書いていきます。

 

手順について
①洗体する。
②湯船に浸かる(夏場は省略することあり)。
③サウナ室に入る。
④水風呂に入る。
⑤休憩する。
⑥ ③〜⑤を更に二回繰り返す。

ととのう!

という感じです。

 

はぁ? それだけ? と思われるかもしれませんが、ざっくりとした手順はそれだけです。
ただ、各手順において、少々注意事項がありますので、それらを丁寧に書かせていただきます。

以下詳細です。


①について
こちらは、神聖なサウナ室(以降「サ室」とします)に入る前に体を浄めるといった意味でやっている方もいるかと思いますが、洗体することにより毛穴の汚れが落ちますので、サ室に入った際に発汗のしやすくなります。
しっかりと発汗したほうが気持ちがいいですし、それと次の手順である②を実践するにあたってのマナーでもあると思いますので。

 

②について
こちらは、サ室に入る前に湯船に浸かることで体を温め毛穴を開くことにより、やはり発汗しやすくするのが目的です。
特に真冬なんてササッと洗体しただけの冷えた体の毛穴は閉じまくっているかと思いますので、ここでしっかりと毛穴を開けてあげます!
なんなら、真冬の冷えた体が湯船で温められている際に、軽く「ととのい」を覚えたりもします!!
けれど、湯船で温まりきってしまうと元も子もないので、適度に温まったかなと思ったらとっとと出ます。

 

③について
サウナの入り方なんていうんだから、サ室にはいるのは当然だろ!! と思われたことと思います。
はい、当然です。申し訳ございません。
ここではサ室に入るにあたっての私の振る舞い方等を書いていきます。
まずサ室に入る前に、体についた水滴はしっかり拭き取ります。←ここ大事です。
体が濡れたままサ室に入ると、水滴が温められる過程で体温が奪われますので、体が温まるまでに時間がかかります。
当然、温まるまでに時間がかかるということは、その時間の分体に負担をかけることにもなります。
それに、濡れたままだと、その分座面や座面に敷かれたマットがビショビショになってしまい、その席に後から座られる方の迷惑にもなりますし。
座る席についてですが、複数段あるサ室の場合は基本的には最上段に座ります。
といいますのも、仮に入ったサ室が三段席だったとしますと、最下段と最上段とでは温度が20℃程ちがうと言われていますので、温度の高い最上段に座ったほうが体の温まりも早く済み、サ室に入っている時間が短くなることから体にかかる負担も軽くて済みます。
後、頭をケアするために、頭にタオルを巻き付けます。
本来はサウナハットを着用するほうがいいのでしょうが、頭を晒したままでサ室に入っておりますと頭髪は痛みやすくなりますし、何よりサ室は高い場所のほうが温度が高ことから、体の中では頭が最も熱くなります。
ですので、少しでも頭にかかる負担を軽くするために、タオルを巻いております。
入る時間は10分前後。まあ、サ室のコンディションによって時間は変わってきますが、私の場合は大体のサ室で「うぉし、十分に温まった!」となるのが10分程度です。別に10分にこだわる必要はないです。十分に温まった! 早く水風呂に入りたい!! と思えた時がサ室からの出頃かと思います。

 

④について
水風呂に入る前は、しっかりと掛け水もしくは掛け湯します。頭、背中、胸、両腕、股間、肛門としっかりと掛けて汗を流します。
これはマナーです!
湯船に入る前に洗体するのと同じです!
しっかりと首まで浸かります。
水風呂のコンディションにもよりますが、1〜2分程度入ります。
これもサ室に入っている時間と同じく明確に何分ということはありませんが、目安としては口から息を吐いて喉が冷たく感じるようになったら、水風呂からの出頃かと思います。
水風呂に入るのが苦手という方もいますが、水風呂に入らずしてととのいは訪れないと思いますので、ととのいたいのであれば、水風呂にはしっかりと入りましょう!
ととのいを覚えるようになれば、「水風呂=冷たい」から「水風呂=気持ちいい」に感じ方が変わってきます。
水風呂にストンと入ってしまうコツですが、息を吐きながらしゃがむと入りやすいです。人は息を吸うときは体に力が入り固くなりますが、息を吐くときは体から力が抜け柔らかくなりますので。

 

⑤について
いわゆるサウナ専門施設やスーパー銭湯、一部の街の銭湯にもありますが、俗に言う「ととのい椅子」という背もたれ椅子に座り休憩します。
ととのい椅子のない銭湯であれば、湯船の縁や、脱衣場に出てそこにある椅子にバスタオルを敷いて座ったり、まあ、ケースバイケースです。
で、ここがまた重要なことですが、休憩に入る前に、水風呂から上がり濡れている体をしっかりと拭き取ります!
体に水滴がついたままだと、休憩中にその水滴が気化することで無駄に体温が奪われてしまうからです。
椅子への座り方としましては、少し浅く腰掛け、目をつぶり、ゆっくりと腹式呼吸します。
そうしてしばらくすると、体の表面は水風呂で冷やされいるものの毛穴が閉じているおかげか体の中はホクホクとし、手先、足先が心地よくしびれだし、頭に血液が集まり軽くクラクラとした酩酊感を覚えます。
はい! この感覚! この感覚こそがととのいへの第一歩です!!
人によっては休憩中に体に訪れる感覚には多少違いはあるかと思いますが、まあ概ねこんなもんだと思います。
5〜10分くらいすると酩酊感が収まり頭がスッキリし、また体の中のホクホク感が収まり、若干の肌寒さを感じ出すと思います。
そうなったら、またサ室に向かいましょう! →⑥へ

 

⑥について
③〜⑤を更に二回ということは、ようは「サ室→水風呂→休憩」を1セットとしそれを3セット実施するということですね。
何故3セットなのかといいますと、どうやら医学的に3セットが最も体にいい影響を与えてくれるみたいです。
詳しくはこういった書籍に記載されていますので、フカボリしたい方は読まれてみてはいかがでしょうか。
私がよく行くサウナ施設にもおいていたりしますので、私もこの類の書籍はたまに読んでおります。

 

で、ここでととのう! 予定ではありますが、まあその日の体調だったりなんなりで、ととのう時もあればととのわない時もあったりで、、、
「サ室→水風呂→休憩」の3セットでととのわなかった場合、じゃあどうするの? 4セット目いっちゃうの?
いえいえ、4セット目以降、私は気持ちよさよりも疲れが溜まっていく感じがするので、大抵はこれで切り上げます。
たとえととのわなかったとしても、肩のコリや目の疲れは取れておりスッキリしておりますので、それはそれで満足感を得ておりますので。

まあ、体力や、体質などもありますので、自分は何セットやっても常に気持ちがいいという方もいらっしゃると思いますし、これからサウナを始めようと思っている方等は4セット目も挑戦! といっか感じで試されてみてもいいかと思います。
ただ、やはり一般的には4セット目以降は疲労が貯まる傾向があると言われているみたいですので、くれぐれもご無理なさらずに。

 

後、補足としていくつか書かせていただきます。

 

補足1
入り方ではありませんが、サウナに入る前は満腹ではなく、空腹を感じている状態で入ったほうがととのいやすいと思います。
といいますのでも、満腹の時は消化のために血流が胃に集中するため、サ室→水風呂の後の休憩中に脳に送られる血流量が少なくなるため、ととのいにくくなると言われております。
私は極力空腹を感じている状況でサウナにいくことを心がけております。
空腹がひどくどうしても何か腹に入れていきたいと思った時は、「ソイジョイ」等を一本食べるくらいで留めておいてます。

www.otsuka.co.jp

 

補足2
サ室に入る前に湯船に浸かると書きましたが、真夏の暑い時期は湯船ではなく、私はあえて水風呂に入ることもあります。
真夏の火照った体をまず水風呂に沈ませることで体を程よく冷やし、それからサ室に入ることで、冷えた体が温まっていく際に感じる恍惚感を味わうことが出来るからです。
私はサ室に入る前の水風呂というのは夏場くらいしかしないのですが、私の崇拝してやまないレジェンドプロサウナーの「濡れ頭巾ちゃん」は、時短ととのいをするためにあえてサ室に入る前に水風呂に入っているみたいです。(サ室に入る前に水風呂に入ることを彼は「水通し」と呼ばれております)

ameblo.jp(レジェンドサウナー濡れ頭巾ちゃんのブログ)

 

補足3
これはあえて手順としては書きませんでしたが、各セットの間ごとに適度に水分を補給しております。脱水症状を起こさないようにするのと、喉を乾燥から守ることを目的としております。
あまり水分を取りすぎると、お腹がザボザボになり苦しくなりますので、苦しくならない程度に取ればいいかと思います。

 

以上、今回は私のサウナの入り方ということで色々と書かせていただきましたが、これまでの文面でそこここに出てくる「ととのい」ってそもそもなんなの? と思われている方もいらっしゃると思います。
なので、次回は「ととのい」とは何かということを、とりあえず私なりに書いていこうかと思います。

 

それでは、今回はこれにて!