週末サウナーのブログ

多くの人にサウナの良さを知っていただければと思い、書いていきます!

私のサウナ施設の探し方

自分に合うサウナ施設に出会ったとしても、他にもっと自分にあったところがあるのではないだろうか。
ベテランサウナーの方々も、最近サ活を始められた方々も、だれしも一度は思うことではないでしょうか。
私なんて、いつも思っております。

私はサウナ施設を探す際は、下記の6項目を念頭においております。

①サ室(好みの温度や湿度、混み具合かどうか)
②水風呂(好みの温度、深さ、肌触り)
③静かさ(湯船や水風呂からの水の流れる音だけがベスト)
④清潔感(施設全般)
⑤サ飯(施設内のみならず、施設周辺も含めて)
⑥ホスピタリティ(いわずもがな、心遣いと笑顔)

とはいえ、上の6項目は実際に行ってみないと分からないところが多いのではありますが、如何にこれらの情報を事前に多く引き出せるかが、当たりの施設に巡り会えるかの鍵となることは間違いありません。

ということで、上記の①〜⑥の情報を多く取得可能だと私自身が思う手段を書かせていただこうと思います。

まず1つ目
サウナ専門検索サイト(アプリ)「サウナイキタイ」で検索
おいおい、いきなり王道かよ! もっと知る人ぞ知るみたいなものと思っとったで!! と思われるかもしれませんが、やはりね、これ程情報が充実しており、検索しやすいサイトはないかと思いますね。どの施設についても①〜⑥すべての情報が網羅されているといっても過言ではありません!
キーワード検索で自分の求めている施設を絞り込めるところが、特に秀逸かと思います。
後、様々な方々によって書き込まれている「サ活」記事を丹念に読み込むことにより、③や⑥といったYouTubeでのサウナ施設紹介動画などでは得難い情報を取得することも出来ますので、当たりの施設に巡り会えず確率も上がるかと思います!

sauna-ikitai.com

 

2つ目
水風呂検索サイト「Mizuburo Japan」で検索
こちらは、全国の温浴施設等にある水風呂を紹介しているサイトとなっており、基本的には②をメインにして検索することになります。
で、こちらのサイトのいいところは、「水風呂の種類から探す」といいうことです! 源泉水風呂、名水水風呂、冷鉱泉水風呂とまさしく水風呂の種類から施設を探すタイプとなっております。
このブログを解説してから何度となく如何に水風呂がサウナ浴にとって重要かということを書いてきた私にとっては、本当にお世話になっているサイトであります。
みなさんの中にも温泉を選ぶ際は、どういう場所に位置し、どういう泉質かを確認される方がいらっしゃると思いますが、当然サウナ施設を選ぶ際に水風呂の水質、温度といったことを確認される方もいらっしゃると思います。そういった方であれば「Mizuburo Japan」を活用されているかと思いますが、まだこのサイトの存在を知らなかった方には、是非こちらを活用していただければと思います。

mizuburo.com

 

3つ目
口コミ
これまたいきなりアナログな手段ではありますが、社会のデジタル化がどれだけ進もうとも、やはり口コミに勝る情報の信憑性はないかと私は思っております。
では、どのような手段で口コミ情報を収集するかといいますと、私は酒の席で事あるごとに自分はサウナ好きであることを話しておりまして、そうしますと中には自分もサウナが好きだという方がたまにいらっしゃるものであり、サバナ(さうなにまつわる話)で盛り上がるものであります。その際にお互いのホームサウナや好きなサウナについては当然話に上がってきますので、その方のホームサウナ、好きなサウナについてを根掘り葉掘り聞かせていただきます。
で、ホームサウナ、好きなサウナの話になりますと、皆さん熱を入れて話してくださいますので、ウェブサイトに書かれている内容の何倍もの密度の情報を聞かせていただけるものです! 好きなサウナの話もあれば当然嫌いなサウナの話も聞かせていただけますので、たとえば「サウナイキタイ」等でアンテナに引っかかっていた施設の中で嫌いなサウナの話を聞かせていただいた際は、「ほうほう、少し気になっていたけど、この方がここまで言うなら行くのを敬遠しよう」と行くのをとどまることも出来ます!
総じて、口コミにより①〜⑥の情報については網羅できるものと思います。

 

4つ目
YouTubeのサウナに関する動画より情報収集
サウナ施設にて実際のサウナ浴中の光景を動画撮影したり、「サウナイキタイ」のランキングとサイト内の「サ活」記事の内容ももとにサウナ施設を紹介する形をとったTouTube動画チャンネルは近年山程出てくるようになりましたが、そんな山程あるYouTubeのサウナに焦点を当てたチャンネルの中で、私が情報収集をさせていただいているチャンネルがありまして、そのチャンネル名が「マグ万平ののちほどサウナで」であります。
こちらのYouTube番組ですが、ラジオの放送局であるMRO 北陸放送のラジオ番組収録したものをYouTube動画として配信しているものとなるみたいです。
動画の内容としましては、初期のものは本当にラジオで流していた音声に週力中に撮影した写真画像をいつくかあてがっているという形で、ゲストの方はサウナに関係する方々(文化人、芸能人等が多い)で、それらの方々との対談がメインなのですが、たまに「わが町サウナ」という地方にあるがサウナーの方々に有名であったり気になるであろうサウナ施設を紹介するというコーナーがありまして、これがまたいい感じでの紹介動画となっているのです。(最近でも当然「わが町サウナ」のコーナーはあります)
どのようにいい感じかといいますと、芸能人を含めたの有名YouTuberがサウナ浴中の光景を動画撮影するような小洒落た施設を配信するといったものではなく、俗に言うレトロサウナ施設や本当に地元の人じゃないとたどり着かないであろうトリッキーなサウナ施設の動画が配信されており、マグ万平氏の施設の良いところ、細かな気遣いポイントを彼のサウナ愛に満ちた表現で伝えてくれるのです! 

またサウナや水風呂、サ飯の紹介だけではなく、施設の支配人やオーナーといった方々と会話するシーンもあり、その施設の方々の人となりも見ることが出来ますので、私としては他のサウナ系YouTube動画とは一線を画したチャンネルだと思っております。
ちなみに私は、この「わが町サウナ」のコーナーを見たのをキッカケに岐阜の「大垣サウナ」や長崎は佐世保の「サウナサン」に興味を持ち、地方へのサウナ遠征として「大垣サウナ」と「サウナサン」へお邪魔致しました。
ちなみにマグ万平氏とは、「人力舎」という芸能事務所に所属されるかつては「地球」というお笑いコンビされていた芸人さんであります。(今は解散されてピンで活動されております。)

nochisau.mro.co.jp

 

ということで、今回は私のサウナ施設の探し方をいくつか書かせていただきました。
まあ、ベテランサウナーの中にはもっとニッチな方法で情報を収集されている方もいらっしゃるかと思いますので、ワテはこういう方法で情報を収集して探してまっせ! という方がいらっしゃいましたら教えていただけますと幸甚でございますm(_ _)m

今回この記事の中で「口コミ」について書かせていただたとおり、酒の席で事あるごとにサウナ好きであることを話しておりますが、サウナ初心者の方やサウナはたまにしか行かないけれど興味があるといった方からサウナについての質問をあれこれ受けることがあります。
ですので、次回はサウナについてよく受ける質問とそれらについての私の見解のあれやこれやについて書かせていただこうと思います。

ということで、今回はこれにて!

私の好きな水風呂について

水風呂についてです。ベテランサウナーの方々にとっては言わずもがなであるとは思いますが、ととのうためには水風呂に入ることは必要分可決なのではと、私は思っております。

よく、たまにしかサウナに行かれない方や、サ活を始めたての新米サウナーの方の中には、水風呂に入るのには抵抗がある方もいらっしゃるかと思います。
はい、かくいう私もサ活を始めたての頃は水風呂に入るのに抵抗がありました。が、いつの頃からか水風呂が「冷たいけれど入らないと行けないもの」から「入れば気持ちよくなれるもの」へと感じ方が変わり、水風呂が好きなものへと変わっておりました。

私の記憶が確かであれば、水風呂が好きになったのは「ととのう」を覚えた頃かと思います。「水風呂に入る=ととのう」とその頃を境に脳にこのようにインプットされるようになったのかもしれませんね。

で、水風呂が好きになってからは、サウナ施設を探索するにあたり「水風呂」を視野に入れるようになってきました。
とはいえ、ネット等で集めた情報だけで、どこの施設の水風呂が自分が好きなタイプのものなのかなんて、駆け出しのサウナーの私にはわかるはずがありません。
なので、ここの水風呂は天然水かけ流しで肌当たりがいいだの、あそこのはシングル(水温が一桁の水風呂のこと)で夏場はとくにたまらないだの、そういった口コミ記事を目にしますと、とりあえずその施設に出向く、といったことを暫く繰り返しておりますと、自ずと、「ああ、この水風呂はめっちゃ好みですやんかいさ!」と、分かるようになってきました。

というわけで、これまで色んな施設の水風呂に入ってきた経験より、「このタイプが好きでおます!」という水風呂について書かせていただきます。

 

好きな水風呂その① 水温は16℃前後
色々な水風呂を経験したところ、大体16℃くらいが水の良さを程よい時間(渡しの場合は2分前後)味わっていられます。これ以上水温が高い(18℃以上)場合は長めに入っていないと、と思いダラダラとはいってしまうことになり、水風呂での「頭パッカーン」タイムが訪れないこともあります。
それと、水温が高いと「あまみ」の出具合があまり良くないですね。
逆に、これ以上水温が低い(14℃以下)場合は、水の良さを味わう前に手先、足先がしびれてくるので、耐えられません。短い時間しか入っていられないので、もったいなく感じてしまいます。あまみはしっかりと出てくれますけどね。

 

好きな水風呂その② 天然水かけ流し
やっぱりですね、水道水よりも天然水の方が良いですね。肌当たりがまったく違います! 温泉が好きな方であればわかるとは思いますが、水道水を沸かしたお湯と温泉とでは肌当たりが違いますよね。これは、水風呂でも同じです。水道水と天然水で同じ水温の水風呂があったとしますと、天然水と較べて水道水の方が肌に刺さる感覚があるのに対して、天然水の方はそういる感覚はあまりしなくてまろやかな感じがします。また、水道水であれば手足、足先がしびれてくるような温度であっても、天然水であればそういう感覚にならないことが多く感じます。
また、天然水かけ流しの水風呂のところは、注ぎ口から流れてくる水をそのまま手に掬って飲むことが可能なところも結構ありますね。言わずもがなですが、純粋に水が「うまい」です! 水風呂に浸かって肌からも口からも天然水を体に取り込めるのは、至福以外のナニモノでもないですね!!

 

好きな水風呂その③ 軟水
こちらもその②の天然水かけ流しと同様ですが、水道水と較べて肌当たりが違います。それに、水道水を軟水へと処理する過程で水道水から漂ってくるカルキ臭が除去されておりますので、ニオイがなく心地よく浸かっていられます。

 

好きな水風呂その④ 極冷水と弱冷水が隣合わせ
これはその①〜③までとは趣が違ってきますが、具体的に書きますと、2つの水風呂が隣り合わせになっており、片方は極冷水(私の感覚で13℃とさせていただきます)で、もう片方は弱冷水(こちらも私の感覚で20℃とさせていただきます)のものになります。
はぁ? 君なぁ、さっきは冷たすぎるのもヌルいのも好きやないって言うてへんかったんちゃうの! とおっしゃる方がいらっしゃると思います。
はい、おっしゃるとおりです。確かに冷たすぎるのもヌルいのも好きではありませんが、それは冷たすぎる水風呂、ヌルい水風呂が単体であった場合でありまして、これらが隣合わせに設置されておりますと話は180°変わります!!
まずは、極冷水の水風呂に入ります。はい、冷たいです。段々と手先足先がしびれてくるのを感じます。30秒を過ぎた頃から「ああ、もうこれ以上はちょっと、、、」という気分になってきた頃に立ち上がり、そのまま隣の弱冷水の水風呂へ入り直します。するとどうでしょう。体中が正しく「水の羽衣」に包まれ、もうこのままずっとこの羽衣にくるまれていたいと思えるくらいの至福の時間が訪れます! 「頭パッカーン」というより「頭の中がトロットロ」といった感じになります。
この手の水風呂構成となっているサウナ施設はあまり見かけませんが、私がたまにお邪魔する大阪は梅田にありますサウナ施設の「サウナ&スパ大東洋」さんは片側が13℃(夏場はシングル)、もう片側が22℃の横並びで水風呂が設置されております。私は大東洋さんへいくと、必ず極冷水からの弱冷水浴からーの休憩で大抵ととのっております。

www.daitoyo.co.jp

 

好きな水風呂その⑤ 高温風呂と横並びの水風呂
はぁ、ナニソレ? はい、もうこういうのになると、水風呂そのものの好きかどうかではなくなっておりますね。
けどね、いいんですよ! 高温風呂(45℃以上)→水風呂→休憩ってのもね、これが中々どうしていいんです! まあ、「サ室→水風呂→休憩」のセットと同様に、「高温風呂→水風呂→休憩」のセットも、同じ「温冷交代浴」ですからね。けれど、サ室と高温風呂では体を温めるという過程は同じですが、温まり方がちがうからか、そこから水風呂に入ったときの感覚も違ってきますので、同じ施設で二通りの水風呂の楽しみ方が出来るのがお得って感じがします。
高温風呂と横並びの水風呂ってのもあまりないかと思うのですが、私のオススメの高温風呂と横並びの水風呂がある施設としては、大阪は八尾市にあります「八尾グランドホテル」ですね! 高温風呂は源泉かけ流しの48℃(やけどする一歩寸前じゃないかと個人的には思っております)で、その横並びにある水風呂は深さ110cm程度の広さはかなり広く、地下水かけ流し(こちらは飲めません)で大体18℃くらいとなっております。
八尾グランドホテルは通称「八尾グラ」といわれており、また全国の「温冷交代浴の聖地」と呼ばれているみたいです。

https://yaogrand.com/

(八尾グランドホテル)

 

ということで、今回は私の好きな水風呂について書かせていただきました。

 

ちなみに、総合して今までいったことのあるサウナ施設の中で一番好きな水風呂はといいますと、「大垣サウナ」の水風呂が一番好きです。


まあ、水風呂の好みは人それぞれですので、駆け出しサウナーの方はとにかく色々な施設の水風呂を試して自分がどういったのが好きかを見つけていただければと思いますし、ベテランサウナーの方にも色々と試していただき、新たな好みの水風呂を見つけられたらと思います。

 

色々と試して好きな水風呂とはどんなものをか追い求めて来ましたが、ではそもそもどうやって良さげなサ室や水風呂を探してたかといいますと、、、
ということで、次回は、私のサウナ施設の探し方を書かせていただこうと思います。

ということで、今回はこれにて!

私のサウナ中にこだわる細かいあれやこれや

前回はサウナ施設レポート記事を買いてみましたが、今回はタイトルにあるとおり、私がサウナ浴中にととのうために、細かいところでこだわっていることのあれやこれやを書かせていただこうと思います。

以前の記事で、私のサウナの入り方という記事を書かせていただきましたが、その中で書ききれなかった細かな私のサウナ欲中にこだわっていることを、書いていきます。

本当に細かいことです。そんなことして何が変わるの? というくらい地味なことばかりですが、このこだわりを実践することで自らを一段階上のととのい誘えると思っております。

 

はい、御託はこの辺にしておきます、、、

 

では、まず1つ目ですが、サ室で席に座る際は、あぐらをかく。
まあ、これは結構やっている方は多いかと思います。
私がサ室であぐらをかいて座る理由ですが、足元を少しでも温めたいからですね。以前の記事の中でも触れたことですが、サ室は下段よりも上段の方が温度は高くなります。ということは、普通に背筋を伸ばし足の裏を下につけた状態で座りますと、足元と頭部では全然温度が違ってきます。おそらく10〜15℃程度は違ってくるのではないでしょうか。
後足元は心臓から一番遠いことから血流が行き届きにくい部位ですので、足元へ少しでも血流を送り込むために温めるということで、あぐらをかくわけです。
体の隅々まで血流を巡らせることで、ととのいを加速させることを意識しております。

 

2つ目はあぐらをかいている足の上下を途中で反転させることです。
こうすることで、片方の足の足裏だけあたたまるのではなく、両方の足裏を温められることが出来るようになります。
また、片方の足を上にしてあぐらをかいておりますと、もう片方の足が圧迫された状態となり、足の血流が滞ってしまいますので、それを防ぐためにも足の上下を反転させております。

 

3つ目は、水風呂に入る際は、肌が水に触れる面積が極力広くなるようにします。具体的には両腕を水面と平行になるように前に出し、脇から二の腕が冷えるようにし、股を開き大腿部内側が冷えるようにします。
脇から二の腕にかけてと大腿骨内側は大きな血管が走っているところですので、ここらを冷やしてあげることでしっかり体温を冷やしてあげることが出来ます。
体がしっかり温まった後は、しっかりと冷やしてあげることはととのうためには重要です!

 

4つ目ですが、サウナに行く際は、サウナマットを携帯していきます。
はぁ? ととのいやすくなるためのサウナマットが存在するのか? と思われる方がヒョッとしたらいらっしゃるかもしれませんが、私が携帯するサウナマットは、何ら特別なものではなく、なんなら通販で600円程度〜で変えるようなものです。

item.rakuten.co.jp

 

で、いつ携帯しているサウナマットを使用するかといいますと、銭湯であればサ室で席に座る際はもちろん、休憩する際に湯船のヘリなどに腰掛ける際に使います。湯船のヘリ等は硬いので直に座るとおしりが若干痛いので、ととのいに集中できなくなることがあります。
また、こちらは特に冬場になりますが、外気浴が出来るサウナ施設で外気浴をする際に、足元に敷きます。
冬場の外気浴の足の裏はとにかく冷えます。冷えるとととのいに集中できなくなります。
ほな、外気浴なんかせえへんかったらよろしおますがな?!
とおっしゃるかもしれませんが、冬場の外気浴は格別です。足元の冷たたさえ解決してしまえば、体の表面は冷えているのに内側はしっかり温まっている状況というのは、なんとも言えません!
これぞ、調和なのでは?! と心底感じる瞬間です!!

 

最後に5つ目ですが、こちらは特にサウナ専門施設になりますが、ととのいスペースにあるととのい椅子がいろいろとあるとすれば、私はこちらのタイプの椅子を選びます。

shop.gardenyouhin.jp

 

寝転び椅子タイプであったり、インフィニティチェアーであったりと、サウナ専門施設は色々なタイプのととのい椅子用意していることではありますが、私はもうガーデンチェアタイプ一択です。
私は休憩中にととのうにあたって、背筋と首が垂直になり、かつ後頭部に圧迫感を感じさせない姿勢でいることが重要であるみたいです。
このタイプの椅子に浅く腰を掛け、頭を背筋と垂直にしつつ目をつぶりながら前後に軽く頭部を動かすことで、瞼の裏の光景がゆらぎ、得も言われぬ多幸感に包まれます。
まあ、こちらは好みですので、自分のととのいやすいと思う椅子を選ばれたらと思います。

 

ということで、今回は私のサウナ浴中にこだわる細かいあれやこれやを書かせていただきました。
これからサ活を始めようとしているかたや、サ活を始めだした方は是非試していただければと思いますし、ベテランサウナーの方へは共感していただけるところがあれば、幸いでございます!

さて、次回ですが、私が好きな水風呂について、あれやこれやといったことを書かせていただこうと思います。

では、今回はこれにて!

サウナ施設レポート① 「入船温泉」

今回は、訪問したサウナ施設について、私の感じたこと、思ったことをレポートとして書かせていただきます。
今回書かせていただくサウナ施設は、大阪の銭湯「入船温泉」であります。
でですね、この「入船温泉」ですが、サウナ検索サイトの「サウナイキタイ」で確認したところ、大阪市内で3件ヒットしますが、今回私のレポート致します入船温泉はこちらになります。

irihune.co.jp

 

まずですね、何故初回レポート記事にこちらの施設を取り上げようかと思ったのかといいますと、このブログを発信するために作成したツイッターのアカウントで気になる施設のアカウントのフォローしていたところ、最初にフォローバックしていただけたのが「入船温泉」さんのアカウントであったことによります。
はい、私は単純な人間でありますので、単純な理由で行動します。それと、今まで「入船温泉」さんへは一度も行ったことがなかったこともあり、なおさら行って肌で感じてみたいと思ったのも理由のひとつです!

YouTubeでも様々な方がこちらの施設についての動画を配信サれておりますね。つい最近であれば、サウナーでありサウナ大好きな大物お笑い芸人であるTKO木本さんが自身のYouTubeで取材したのを動画で配信されておりますので、下記リンクからご覧になれば、この記事では伝わらなかったことも感じ取られるのではないかと思いますので、是非ご視聴いただければと思います。

www.youtube.com

 

では、レポートに入っていきます。
最寄り駅はJR線、南海線新今宮駅、もしくは大阪メトロ御堂筋線の動物園前駅でして、各駅から徒歩3分程度の距離になります。交通の便はすこぶる良し。
で、入り口に到着すると、暖簾が歓迎してくれます。

入り口

 

入り口の暖簾をくぐると、街の銭湯らしく下駄箱がお出迎えしてくれます。どこの銭湯へいっても感じることなのですが、銭湯の下駄箱ってなんかホッコリしませんか? こういうのが構えずに店の中に入っていける感じで、私は大好きです!!

支払いは券売機でチケットを買い、番台(受付)でチケットを渡すのですが、この時に下駄箱の下駄札を番台に渡し、それと引き換えにバスタオルと番号のついた手首や足首につけておくものを渡されまして、「浴室内のこの番号のある場所にバスタオルを置いて、バスタオルは自己管理してくださいね❤」と説明していただけました。

※ハートマークはあくまで私がその説明の声色から感じ取っただけですので、お気になさらず

 

番台から「男湯」とかかれた暖簾を潜り男湯の脱衣場へ入ると、清潔感あふれる雰囲気がお出迎えしてくれます。明るくてピカピカで、もう非の打ち所がありません! で、浴室入り口の右側に何か自然を感じるなぁと思って目線を向けますと、そこには大きなガラス面があり、そこから薄ぼんやりとサ室内を確認出来るようになっているのですが、そのガラス面に白樺の幹と乾燥ビフィタが立てかけられているのが目に入ります!
サウナ専門施設でこういう演出がされているのは割と目にしてきておりましたが、銭湯でこういう演出をされているのを目にしたのは、初めてのような気がします! なんかこういうのを見ると、「ああ、ここの施設はサウナに愛着を持って力をいれているんやなぁ!!!」ってのを感じますね!で、その白樺の幹の前にととのい椅子が3脚並んでおります。

 

ひとつ、これは注意事項というのもなんなのですが、給水器がありません。ですので、事前に水分補給用のドリンクを準備しておけれるのがいいかと思います。一応脱衣場に自動販売機が設置されておりまして、ポカリスエットやイオンウォータが購入可能となっております。

 

浴室内に入り見渡しますと、簡素ながらも清潔感に包まれているのを感じます。浴室に入って正面に熱湯の浴槽があり、正面右側に露天風呂スペースがあります。で、その露天風呂スペースにととのい椅子が3脚並んでおります。
脱衣所と露天風呂とで合わせて6脚のととのい椅子。これは銭湯サウナとしては最大級の部類にはいるのではと思います。私の知っている限りでこれほどととのい椅子のあるサウナは、こちら入船温泉さんと京橋にあるユートピア白玉温泉さんくらいでございます!
まあ、私が知らないだけかもしれませんので、もし他の銭湯サウナであそこもしっかりとととのい椅子が置かれてるよ! という情報をお持ちの方がいらっしゃいましたら、お知らせいただけますと幸いでございます m(_ _)m

こちらは洗い場にシャンプーとボディーソープが備え付けられております。素晴らしい! まあ銭湯へ行くときは基本的にシャンプーやボディーソープは準備した上で行きますが、銭湯へ行くつもりがなく手ぶらで街を歩いていても入りたくなるときもあるもんです。
そんな時は大変助かります!!

 

洗い場で洗体しいざサ室へ。入り口の直ぐ左にメトス社のZIELストーブが鎮座しており、こちらのサウナストーブはサウナストーンの上には水の噴出口があるオートロウリュ仕様となっております!

ZIEL ジールmetos.co.jp


大阪の銭湯のサウナでオートロウリュ仕様は中々ありません。こういうところにもサウナに注力されているのが伝わってまいります。
座面はL字型の三段構えで一段目は2名程度しか座れませんが、2段目、3段目はゆったり4人は座れる幅があります。室内はいい感じに薄暗く、テレビはありませんが北欧系の癒やあふれる音楽が流れており、ほんのりとアロマの香りが漂ってきます!
一時間に三度オートロウリュされるためかロウリュのないドライサウナと比べて湿度を感じ、発汗もいい感じです。入って3分もすれば腕に汗の玉が浮かんできました。


さて、肝心のオートロウリュについてですが、今回は3セット目にタイミングを合わせることが出来ました。感想はといいますと、すごいの一言です! ある意味凶暴です!
放水時間はほんの一瞬であり、おそらく大きめのラドル2杯分くらいではないかと思いますが、サウナストーンに水がかかった瞬間に蒸気が部屋中に循環され「おお、来たぞ!」と思ったのもつかの間、ぐぉぉぉ、、、と内心唸らずにはいられないくらいの熱さの蒸気が体をまとってくれました。もうね、蒸気と汗が入り混じって、体中がビショビショの状態!
ロウリュ未体験の方や初心者の方では少し厳しいかもしれませんが、これはこの後に入る水風呂のことを思い浮かべると、ある意味ご褒美です!!

 

サ室を出まして入り口から見て左の隅にあるこれまた存在感のある水風呂へ。
広さは1.5メートル四方くらいの深さは1m強といったところでしょうか。軟水のチラーでキンキンに冷やされた水風呂は体を首まで沈めた瞬間「頭パッカーン」状態。肌はスベスベになり、匂いもまったくありませんし、水温も15℃程度だと思うのですが、冷たくはありますが肌に刺さるような痛さはそれほど感じることがありませんでしたので、サ室後のご褒美感といった言葉が本当にしっくりきます。

1分程度で吐く息が喉から出る際に冷たく感じて来ます。

目を閉じると水風呂の中でととのってしまいそうになりましたので、息が冷たく感じたタイミングで後ろ髪をひかれる思いで水風呂を出ます。

 

水風呂の後はととのいを求めて休憩へ。露天風呂、脱衣場の両方のととのい椅子を使わせていただきましたが、まずは露天風呂のととのい椅子での休憩について。
露天風呂の窓が空いているため、程よく外気が入ってきます。また、露天風呂はお湯が常に壁面から放流されておりますので、ザァーっという耳心地のいい音が室内にこだましております。目をつぶり水の音に耳を傾け、そよ風を肌で感じておりますと、、、 はい、言わずもがなでございます!!

また、脱衣場での休憩ですが、こちらはととのい椅子正面のロッカーの上にある扇風機からの風を受けることが出来ます!
露天風呂と脱衣場ではどちらがいいかといえば、これは完全に好みになると思いますが、安定した室温、風を感じたいというのであれば脱衣場、水の音と季節を感じたいというのであれば露天風呂といったところなのでは、と私として思いました。

 

サウナを3セットやり終え脱衣場で服を来た後、ふとととのい椅子の方に目を向けますと、店員さんがととのい椅子の足元周辺の濡れているのを拭き取られている光景を目にしました。ほう、それがどないしたんです? と思われるかもしれませんが、私はこの光景にこちらの施設のホスピタリティを感じました! 脱衣場の脱衣するスペースの足元が濡れているのであれば、気づかれた店員さんがそこを拭き取られるのは、まあどの施設でもあるものだと思いますが、ととのい椅子の足元という濡れていて当たり前な場所を椅子に誰も座っていないタイミングを見越して拭き取られるというのは、中々目にしない光景だと思います!

 

脱衣場を出ますと、目の前にはテーブルやコワーキングスペースの小上がりがあり、テーブルの椅子に腰負けますとテーブル上にドリンクメニューが置かれているのが目に入ります。メニューの内容を確認しますと、生ビールなどのアルコール類がありますので、店を出てサ飯にありつくまで我慢できないといったアルコール好きな方は、まずはこちらで一杯といった感じで利用されるのもいいかと思います。

ドリンクメニュー

 

コワーキングスペースではコンセントも自由に利用出来るみたいでしたので、営業での外回りの時間を利用してひと休憩した後にノートパソコンを開いて軽くひと仕事といった利用も可能ですね。

 

退店にあたっては店員さんより笑顔をいただき、最後まで安らぎをいただけました。終始満足でございます!!

 

ちなみに、今回こちらの施設を利用させていただいたのは、土曜日の19:30〜21:00くらいの間だったのですが、混み具合はといいますと、「普通」でした。
ですので、洗い場、サ室とも混み合うことがなく、快適に利用させていただけました。
おそらく周辺は飲食店の多い場所柄であることから、この時間帯は食事をされる方が多いからではないかと思います。
他の時間帯はどうなんでしょうね。こちらの施設は是非何度も利用させていただきたいと思いましたので、別の機会では、他の時間帯に利用させていただき、混み具合を確認できればいいなぁと思っております。

 

そうそう、お伝えし忘れておりましたが、こちらの施設は「禁煙」となっております。が、入り口の前には灰皿が設置されておりますので、喫煙者の方はこちらの灰皿を利用されればよろしいかと。

 

ということで、今回は「入船温泉」さんのレポート記事を書かせていただきましが、いかがでしたでしょうか。しっかりと施設の状況や、良いところ、私の感動したことをお伝え出来たかを望むばかりです。
また機会があれば、施設のレポート記事を書かせていただこうと思います。

 

次回は、私がサウナでととのいを求めるにあたって気をつけている細かいところや、こだわりについてを書かせていただこうと思います。

 

それでは、今回はこれにて!

ロウリュサービス(アウフグース)について私が思うこと

一昔前はカラカラのドライサウナ(昭和ストロングとか言ったりしますね)が殆どで、蒸気により潤いを与え息苦しさを緩和させるロウリュサービスを導入したサウナはあまりなかったみたいですが、近頃(2023年5月現在)はあちこちのサウナ施設でロウリュサービスが導入されているのを見聞きしますね。ツイッターのサウナ施設のアカウントでは、やれ今日は熱波師○○が煽ぎます! だったり、やれ熱波師のアカウントでは明日は〇〇という施設で煽ぎます! だったりのツイートを毎日何件も目にします。
と、いうことで、今回はロウリュウサービスについて私の思うことを書かせていただきます。

 

そもそも、「ロウリュ」とは何かというとですが、フィンランド語で「蒸気」を意味します。つづりは「löyly」と書くようです。
で、サウナではこれが転じて「サウナストーブの石に水をかける等して蒸気を発生させる」ことをいいます。

ここでひとつ注意していただきたいのですが、「ロウリュ」=「アウフグース」ではありません。
そんなもん知っとるわい、常識やろが!! とおっしゃる方もいらっしゃると思いますが、同じ意味だと思われている方もいらっしゃるかもわかりませんので、一応書かせていただきます。
「ロウリュ」については先程書かせていただきましたが、「アウフグース」とは

「サ室内の熱い空気をバスタオルや大団扇で撹拌しつつ、サ室内の人々に熱風を送り届けるサービス」

のことを言います。
サウナ専門施設等でよく実施される「ロウリュサービス」では、

「熱波師がサウナストーブで温められたサウナストーンに水をかけサ室内に蒸気を巡らせる→蒸気を撹拌させる→蒸気を孕んだ熱気をお客さんに個別に送る」

というのが一般的だと思うのですが、この中の「蒸気を撹拌させる→蒸気を孕んだ熱気をお客さんに個別に送る」というところがアウフグースになります。

ですので、アウフグースとはロウリュウサービスのプログラムの一部といっていいかと思います。
以降、「ロウリュサービス」については「熱波師がサウナストーブで温められたサウナストーンに水をかけサ室内に蒸気を巡らせる→蒸気を撹拌させる→蒸気を孕んだ熱気をお客さんに個別に送る」ということを前提で書かせていただきます。

 

と前置きはこれくらいにして、ロウリュサービスについて思うことですが、まず、ロウリュサービス自体は好きなのか嫌いなのかといいますと、「好きでもあり、嫌いでもある」です。
はぁ? 何やその含みをもたせた言い方しやがって! と思われるかもしれませんが、これが私の正直なところです。

 

ではまず、ロウリュサービスの「好きでもあり」についてですが、なんだかんだ言ってもですね、ロウリュサービス自体は気持ちのいいものです。
ロウリュウすることでサ室内の体感温度が上がり発汗しやすくなりますし、湿度が上がることで潤いが増して息もしやすくなりますし、熱波師(アウフギーサー)の方に仰がれることで通常サ室で感じることのない風を感じることで、いつもと違った感覚を味わえます。もうね、タオル捌きの巧みな熱波師がおこす風は、いつも通りに普通に座っているだけで背中に感じられます。何よりもいつもより体が温まっておりますのでその後の水風呂のご褒美感がいつもより増します!
で、その分あまみ(サ室→水風呂の後に皮膚表面に現れる赤みと肌色のまだら模様のこと。このまだら模様がしっかりと出ていれば、いいサウナの入り方をしていると一般的に言われています)の出方が違います!! 更にととのいの深さが違います!!
ただし、これは空(す)いている場合ということが前提となります。


と、「ロウリュサービス「好きでもあり」について書きました。

ということは、ロウリュサービスの「嫌いでもある」についてはどういうことかといいますと、まあ言わずもがなですね。「混んでいる」場合です。


というか、基本的には混みます。そりゃそうですよね。集客するためのサービスなのですから。
特に全国的に有名な熱波師を招いてのロウリュイベントがあろうものなら、そりゃヒドい混みようです。いやいや、そういうイベントの際はイベントへの申し込み順であったり、抽選で当たった人のみ入られるようになっているから、大丈夫じゃないの? と思われるかもしれませんが、それでもそのサ室に入れるギリギリいっぱいを詰め込むのが殆どで、空席が出来ることなんて、まあないでしょうね。


で、混んでいるサ室は隣の汗をかき倒しているおっさんと肌が触れ合うこともあり不快感を覚えることもありますし、熱波師によってはとにかくサ室を熱くすればいいと思って必要以上にロウリュされたりすることもあります。

また、これも熱波師によりますが、自分のタオル捌きの巧みさを披露したいばかりに、かとにかくクルクルとタオルを器用に回すのですが、そのタオル芸がやたらと長くて「いやぁ、もうええで、、、」と呆れることもあり、まあそのタオル回しが芸術的であれば見ていて楽しくもあるのですが、そうでなければただただ「何やってるのこの人、練習は別のところでやってくれよ」なるわけで(これは熱波師の問題で、混んでようが空いていようが関係ないですねw)。


あとね、ロウリュサービスが終わるまでサ室にいると、サ室から出るタイミングがみんなと同じになってですね、水風呂が混みますし、ととのい椅子の取り合いになりますし。 まあ、人より早くサ室から退散すればいいだけなんですけどね、、、

 

ようは、空いているロウリュサービスは好きで、混んでいるロウリュサービスは嫌いということになります。


「そんなもん当たり前やんけ!」 と思われるかもしれませんが、「混んでいる方が盛り上がって楽しいやんかいさ!」と思われる方も当然いらっしゃいますからね。

けど、私はそんな盛り上がりはサウナに求めておりません。あくまで私がサウナに求めるものは「安らぎ」です。(詳細は「「ととのう」ために私がサウナに求めるもの」の記事を御覧ください)

 

まあ、駆け出しサウナーの頃は、やれあの熱波師があそこのサウナ施設にくるとなればそこへ出向きというようなミーハーでしたが、ある時とある有名な熱波師(ベテランサウナーであれば誰でも知っている人ですが、名前は出しません)のロウリュイベントに行き、運良く抽選でそのイベントに参加出来たのですが、まあなんといいますか、おそらくその熱波師の方はお客さんに楽しんでいただこうという思いで頑張られてたのだと思いますが、僕には「俺のパフォーマンスなんだからお前も楽しいだろ?」って言われているような気がしてしまいまして、、、


それ以降、ロウリュウイベントの宣伝等を見ても、それに心を掴まれるようなことが薄らいできまして、いつしかロウリュサービスに関しては、空いている時間帯にタイミングよく入れたらいいかな、くらいしか思わなくなってきました。

 

というか、別に熱波師がサービスしてくれなくてもいいです。ロウリュに関しては、オートロウリュのサウナストーブやセルフロウリュウ可能なサウナストーブがあれば、それだけで大満足です。
熱波師の掛け声よりも、焼けたサウナストーンに水がかる際に出る「ジュジュジュジュー、、、」というあの音だけの方が何倍も癒やされます!
熱波もなければないで構いません。自然に蒸気がサ室内を循環するのを感じるだけで体は喜んでおります!

 

ちょっと今回は否定的な内容が多い文面となってしまいましたが、ロウリュサービス自体はいいものだと思いますので、皆さんがいい感じになれるロウリュサービスに出会えることが出来ましたら幸いです。

 

ということで、今回はロウリュサービス(アウフグース)について私が思うことを書かせていただきました。

これまで私がサウナについて思っていること、感じていること書いてきましたが、たまにはサウナ施設レポートをしてみたいと思いますので、次回はレポート記事を書かせていただこうと思います。

 

それでは、今回はこれにて!

私の「ホームサウナ」

今回は、私の「ホームサウナ」について書かせていただきます。


そもそもホームサウナって何なの? と思われる方もいらっしゃると思いますが、ようは自分のいつもよく行き、ここであれば間違いがないとおもっているサウナということでしょうか。

ベテランのサウナーの方々は当然ホームサウナがあるかと思いますし、これからサ活を頑張っていこうと思っていらっしゃる方々も、いずれ「ホームサウナ」を見つけることと思います。

はぁ? ホームサウナだって? サウナなんて、行きたいと思ったときに行きたい場所へ行けばいいだろぅ?! そのために「サウナイキタイ」のような検索サイトがあるわけだし!! とおっしゃる方もいらっしゃるかと思いますが、なんなんでしょうね、気がつけば足が勝手に向かい出すサウナというものが出来てしまっておりました!

 

では、私のホームサウナはどこかといいますと、大阪は十三にあります「ニューサウナシャン」というサウナ施設でございます。

sauna-2682.business.site

 

この施設ですが、サウナ検索サイトのサウナイキタイによりますと、大阪府内のサウナの中で「イキタイ」順位が22位、40位(2023年5月時点)ということで、サウナーの中ではとりわけ目を向けられている施設ではないかと思いますが、「サウナを愛でたい」というテレビ番組で取りあげられたり、「サウナブロス」というサウナ雑誌の編集部より出版されたノスタルジックサウナ写真集の中で、東京の老舗サウナ「サウナセンター」、愛知県の老舗サウナ「サウナピア」、岐阜県の老舗サウナ「大垣サウナ」などと並んで、ノスタルジックサウナ10選として取り上げられています。

www.bs-asahi.co.jp

saunabros.stores.jp

 

はぁ? メディアに取り上げられたからホームサウナにしたのか? ただのミーハーじゃないのか?! と思われたかもしれませんが、私は本施設がそのようなメディアに取り上げられる前からホームサウナとして通わせて頂いております。

 

では、ニューサウナシャンがどういった経緯で私のホームサウナとなったかを書かせていただきます。
まずは初めていったキッカケですが、こちらはサウナ専用検索サイトである「サウナイキタイ」で見つけたことによります。
その頃、銭湯サウナに通っていたのですが、サウナにはいることでスッキリし体は軽くなるものの、いまいち「ととのい」というものを感じられずにおりまして、やはり銭湯ではなくサウナ専門施設にいかないとととのわないのかなぁなどと思っていたものでした。そこで「サウナイキタイ」にて大阪府で絞り込みサウナ専門施設を探したところ、当然「大東洋」や「ニュージャパン」といった超有名サウナがまず目に止まります。けれどその頃の私はまだ駆け出しのサウナーだったことでいきなり超有名サウナに行くことに気後れしておりまして、もう少し認知度が低くて人が少なそうなところはないかなぁと探していたところ、ニューサウナシャン(以下「シャン」と書きます)が目に止まり、何人ものサウナーが書かれている「サ活」を読んでみますと、なんかええ感じちゃいますのん?! と心を掴まれまして、早々に行ってみたところ、初めてこれが「ととのう」ということではないのか?! という体験を得ることが出来ました。
ですので、シャンが私の「産湯」(初めてサウナでととのった施設のこと)ということになります。


それから暫くはシャンによく通うようにはなっていたものですが、やはり駆け出しのサウナーだった私は他のサウナではどうだろうと気になるもので、色々なサウナに行ってみるものの、まあスッキリサッパリするものの、シャンで感じた「ととのい」の感覚にたどり着けたような気がせず、そうなるとシャンに出向き、ああ、やっぱりここは何故だかととのうなぁとうっとりし、気がつけばシャンを軸としてサウナ通いするようになり、「ホームサウナ」となったわけです。

ベテランサウナーの中にも、「産湯」がホームサウナになっているという方は、結構いらっしゃるのではないでしょうか。


とまあ、上記の経緯でシャンがホームサウナとなったわけですが、ここから「シャン」とはどのような施設であるかを書いていきます。

大阪は「十三(じゅうそう)」にあることを先程書きました通りで、最寄り駅は阪急線の十三駅で、西側改札口を出て西に向かうこと徒歩5分の場所にあります。場所の詳細は、上記シャンのリンク先でご確認ください。

 

まず目に入ってくるのは、「ニューサウナシャン」という昭和を感じさせるネオンの看板!
おっさんである私は、もうそのネオンが目に入っただけでノスタルジックな気分になり、ととのいます、、、

(お出迎えしてくれるネオン 雨の日はネオンが故障しないようにするため、照明を消すそうです)

 

で、ノスタルジックな気分に浸りながら入り口より受付に到着すると、やはり昭和な雰囲気で、古さは感じられるものの、清潔感であふれており癒やしをいただけます。受付の老紳士は丁寧で気さくな対応をしてくださいます!

受付に向かって左側すぐにロッカールームがあります。で、浴場はロッカールームより見えている食堂入り口すぐの左手にある階段を降りて行くことになります。

浴場に向かう際はロッカールームにあるサウナパンツを履いていきましょう! もしサウナパンツを履かずに浴場にいくと、食堂で注文を受け付けるために待機しているオバサマに「そんな立派なモン見せつけられたら、オバちゃん照れてしまうやんかw」等と揶揄されるかもしれませんので。

 

階段を降りて道なりに進むと浴場の入り口へ。入り口には使い放題のフェイスタオルとサウナパンツが棚に置かれております。
浴室には、使い捨ての歯ブラシ、T字カミソリ、ナイロンタオル(これは使い捨てではありません)が設置されております。ただ、歯ブラシは歯磨き粉付きではありませんので、歯ブラシ横に設置されている歯磨き粉(ガードハロー)を歯ブラシにつけてお使いください。


浴室の洗い場ですが、本当に清潔感に満ちております! 鏡はもちろんのこと、シャワーの温度調整をするところの金属の部分(すみません、あの部分の呼び名がわかりません、、、)についてもピカピカです! 湯垢ひとつありません!!

 

湯船は2箇所あり、洗い場背面と、メインの高温サウナを出て直ぐ左手にあり、高温サウナを出て直ぐにある湯船はバイブラ仕様となっております。湯船の温度は少し高めで、私の体感的には41〜42℃といったところでしょうか。

 

で、肝心のサ室についてですが、室温約90℃高温サウナと、約80℃程度の低温アロマサウナの2つのサウナがあります。
まず、高温サウナについてですが、こちらは遠赤外線ストーブが設置された俗に言う「昭和ストロング」サウナとなっております。室内は大変明るく、結構大きなテレビも設置されており、近年流行りの瞑想仕様とは完全に逆行しておりますね。
席は2段構えとなっており、ここで特筆すべきは2段めの席の背中側は全面バスタオルが敷かれており、背中をもたれかかってもヤケドすることのないように配慮されております! また床には絨毯が敷き詰められておりますので、とても足の裏に優しい仕様となっております!! いやぁ、ホスピタリティに満ち溢れております!

 

次に、低温のアロマサウナですが、ストーンサウナストーブが設置されており、席は一段構えで、「和はっか」の香りに満ち溢れたサ室となっております。
低温サウナ入り口には小ぶりのクーラーボックスが設置されておりまして、この中には「和はっか」のキューゲル(アロマエキスを含んだ球形の氷)が入っており、これをストーンサウナストーブの上にある銀皿に置くことで、サ室内を更に和はっかの香りで満たし、湿度を高めることが出来ます!
室温は高温サウナより低いものの、湿度が高い分こちらの方が発汗しやすいと思います。
一段構えのため少し暑さが物足りないといった方もいらっしゃると思います。そういった方には、席に「立って」入ることをオススメします。立つことで上半身はかなり高温を感じることが出来ますので、更に発汗出来ることと思います。私は結構立って入っております!
また、低温サウナの方はテレビは設置されておらず、その代わりかα波ミュージックが延々と流れております。ちなみにこのα波ミュージックはサウナミュージックの第一人者である「とくさしけんご」氏の「ミュージック・ フォー・サウナ」ではございません。

tokusashi.com

 

あ、大事なことを書くことを忘れておりました。高温サウナの入り口を抜けた奥に行くとトイレがあるのですが、このトイレの前に引き戸式の冷蔵庫があり、この中にキンキンに冷えたサウナハットや冷凍タオルが入っております。こちらはどなたでも自由に使用出来ますので、少しでも長くサ室に入っていたいという方は是非使用されればと思います!

 

サ室を出た後はご褒美の水風呂ですが、深さはちょうど膝上くらいで、首まで使った場合であれば定員4名程度、水温は平均17.5℃といったところです。
特筆すべきものはないのですが、水風呂中央奥に「雨だれシャワー」なるものがあり、この雨だれの下にいますと、頭を水に沈めることなく頭を冷やすことが出来ますので、お好みでどうぞ!

 

で、ととのうための休憩スペースですが、こちらはサ室を出て直ぐ右にととのい椅子が、平日は4脚、土日祝日は5脚設されており、このととのい椅子の対面側から扇風機からの風をいただけます! また目を閉じて耳を済ませておりますと、小鳥の鳴き声が心地よく聞こえてきます!!(これはウェルビー栄のととのいスペースで聞こえてくるのと同じやつっぽいです)
扇風機からの爽やかな風、小鳥の鳴き声、湯船の水が流れる音。目をつぶっていると、正しく森に流れる小川のほとりにいる気分に浸れます!

 

さて、サウナでととのった後ですが、食堂もこれまた昭和! 天井にはキャバレー仕様のシャンデリアがあり、壁面には漫画の単行本がぎっしりと並んでおります! 漫画本の冊数ですが、これは中々のものです。おそらく大阪府内でも屈指の多さだと思います。私の知る限りでは、「アムザ」や「大東洋」よりも多いのではないかと思います。
で、肝心のサ飯についてですが、こちらはあまり期待しないでください、、、 メニューは基本的には軽食メニューのみとなっております。が、一応ビール等のアルコール類や、「オロポ」も提供されております。
ちなみに、私がよく注文するサ飯は「焼きそば」です。私は注文することはほとんどありませんが、「お茶漬け」を注文されているかたはボチボチ目にしますかね。

(焼きそば写真 箸入れのロゴが可愛いですね^_^)

リクライニングスペースは食堂の全面にあるテレビの右側の階段を登った3階にあります。
こちらは照明は暗めにしており、落ち着ける仕様となっておりますが、漫画の単行本が充実しており喫煙スペースのある食堂の方が居心地がいいと思う方が多いためか、結構空いております。ですので、仮眠するにはもってこいかも! ちなみにドライヤーが設置されているのも3階となっております。

というわけで、今回は私のホームサウナについて書かせていただきました。
自分の思い入れ深い施設について書かせていただいたこともあり、今までよりも長文となってしまいました、、、
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

 

さて、次回ですが、サウナでは昨今空前絶後? のブームとなっているロウリュウサービス(アウフグース)について、私の思うところを書かせていただこうと思います。

 

ということで、今回はこれにて!

「ととのう」ために私がサウナに求めるもの

みなさんにとって、サウナで「ととのう」ために求めるものとは何でしょうか?
まあ、色々とあるとは思います。サ室にロウリュウが出来るサウナストーブ求める人、天然水(地下水)かけ流しの水風呂を求める人、休憩スペースに「インフィニティチェ ア」を求める人、等々。
何? 「ととのう」ために何か特別なものが必要なの? あなた「サ室→水風呂→休憩」を3セット繰り返せば基本的にはととのうと書いてたのに、それ以外に何が必要なのよ? とおっしゃる方もいらっしゃる思いますが、やはり貪欲に「ととのい」を求めるのであれば、私にもこれは出来れば欲しいというものはあります。

 

というわけで、今回は私がサウナで「ととのう」にあたって求めるものを書いていこうと思います。とはいえ、あれやこれやと求めるものをすべて挙げていくと切りがありませんので、私のサウナに求めるTOP3について書いていきます。

 

まず、TOP3の1つ目は「清潔感」
何だ? いきなり抽象的なことをいいやがって! と思われるかもしれませんが、これ、私にとってはとても重要です!
やっぱりね、清潔感があったほうが、いいじゃないですか?!
例えば、サウナマットが雑に敷かれているより、ピシッと整然と敷かれているのを見ている方が気分がいいですし、浴室の床も湯垢が目立つより、ピカピカに磨かれている方が安心して浴室内を歩けますし。
たまにね、あるんですよ。サ室→水風呂からの休憩スペースへ移動する際にふと足元を見たときに、なにやら縮れた毛がちらほらと床に濡れ落ちていたりするのが。もうね、こんなのを見てしまうと、せっかく体はととのう準備が出来ていたのに、縮れた毛が頭から離れずととのいの邪魔になってしまいます、、、
そうなるともう駄目です。いや、駄目ではないですが、ととのいまで周回遅れです。
そんなもん、サ室でガチガチに温まって、水風呂でキンキンに体を冷やして頭パッカーン状態になったら気にならへんやろ! と言われるツワモノもいらっしゃるかもしれませんが、私はそこまでのツワモノの域には達しておりませんので、気になってしまいます、、、

 

次に、TOP3の2つ目は「静かさ」
ブログ書き始めの際に自分のスペックを書きましたが、そこに私は「好きなサウナ」として、こう書きました。

 

静かで空いているサウナ

 

そうです。「静か」なサウナが好きなのです。
まあ静かといっても、音がまったくしないという静かさではなくてですね、ベチャクチャとしたしゃべり声がなく、サ室では程よくテレビの音声やオートロウリュやセルフロウリュにより焼けたサウナストーンにかけられた水が蒸発する音、休憩スペースでは湯船でお湯が流れる音などの心地いい音のみがある状況といえばいいですかね。
もうね、サ室や休憩スペースでベチャクチャベチャクチャとしゃべり声が聞こえてきたら、それこそもう駄目です! 床に濡れ落ちている縮れ毛以上に駄目です!! 気になって仕方がない!!
「ととのう」ために重要な要素として、「静かさ」というのは極めて重要だと私は考えております。
サ室に入り体をガンガンに温めることや水風呂で体をキンキンに冷やすことで極限状態を迎え、体は交感神経が優位な状態になっているのですが、そこから休憩に移ることで副交感神経が優位な状態になります。この、副交感神経が優位な状態で何も考えずにリラックスした状況を生み出すことで、「ととのい」に向かっていけるのですが、ベチャクチャとしたしゃべり声が聞こえてきた時点で気になり、気になった時点で副交換神経から交感神経が優位な状態へ切り替わり、「ととのい」への道から脱線です、、、 ガッテム!!!
なので、静かなサ室、静かな休憩スペースを求めます。
では、静かなサ室が好きだということであれば、熱波サービス(アウフグース)とかは結構サ室内は賑やかになるけど、そういうのはどうなの? と気になる方もいらっしゃるかもしれませんが、そうですねぇ、人が少ない時の熱波サービスは好きですが、混んでる時の熱波サービスは苦手です。賑やかすぎるのと、隣の方との距離が近くなりすぎるのと、それと熱波サービスが終わったタイミングでみんながサ室を出ていくので、水風呂が混み合いますしね、、、

後ですね、浴室外のリクライニングルームでよくあることですが、携帯電話のアラーム音や着信音。まだね、イビキであればやり過ごすことは出来ます。ああ、ととのっちゃったんで、気持ちよく眠ってしまったんだなぁってね。けど、あの神経を逆なでするアラーム音や着信音が耳に入ってきた途端、やはり交感神経が活発になってしまい、折角リクライニングルームで「ととのい」の余韻に浸っていたのに、、、
で、アラーム音や着信音をすぐに消してくれればまだしも、ガッツリ寝てしまっているために気づかずダラダラと音を流し続けられ、そこに気の短い人でもいようものなら、「やかましいんじゃ! 早よ消さんかい!!」と怒声が響き渡る始末、、、 もう台無しです!!

 

最後に、TOP3の3つ目は「店員さんの笑顔」
これがあるのとないのとで、まったく違ってきますね!
入館時の受付で笑顔をいただくことで、2割、いや3割はととのいに近づける気がします。また、食事をする際に笑顔で料理を運んでいただけるだけでサ飯の旨さは跳ね上がりますし。更に退館時に笑顔をいただくことで、ととのいの余韻の時間が倍に伸びるような気さえします!
逆に、入館時や退館時に無愛想に対応されてしまいますと、入館時はそれが頭に引っ掛かりととのいの邪魔になりますし、退館時は折角のととのいの余韻が台無しです、、、 ファッ○!!

ちなみに、今までいったサウナの中でいただけた一番いい笑顔は「大垣サウナ」の社長ママのです! 熱々のサ室からの天然水かけ流しの水風呂からの絶品サ飯からの社長の笑顔で最高です!

いずれ、大垣サウナについても、一本記事を書く機会を持たせてもらおうかと思います。

www.youtube.com

Youtube マグ万平ののちほどサウナでより 左側の女性が社長です)

 

結局ですね、私がサウナでととのうにあたって重要なのは、いかに心が穏やかな状態にもっていけるかということですね。
心が穏やかになれるからととのうことが出来ると思うんです!
で、心の穏やかな状態になるのに必要なのは、いいサウナストーブ、いい熱波、いい水風呂、いいととのい椅子より、「清潔感」があり「静か」で「店員さんの笑顔」をいただけること。

と、今回は私のととのいに求めることを書かせていただきました。
これまで、サウナでどうやってととのうのか、ととのいとはどういうものか、ととのうのには何が必要かということを私の目線で書かせていただきましたが、次回は私のホームサウナについて書かせていただこうと思います。

 

ということで、今回はこれまで!