週末サウナーのブログ

多くの人にサウナの良さを知っていただければと思い、書いていきます!

私の「ホームサウナ」

今回は、私の「ホームサウナ」について書かせていただきます。


そもそもホームサウナって何なの? と思われる方もいらっしゃると思いますが、ようは自分のいつもよく行き、ここであれば間違いがないとおもっているサウナということでしょうか。

ベテランのサウナーの方々は当然ホームサウナがあるかと思いますし、これからサ活を頑張っていこうと思っていらっしゃる方々も、いずれ「ホームサウナ」を見つけることと思います。

はぁ? ホームサウナだって? サウナなんて、行きたいと思ったときに行きたい場所へ行けばいいだろぅ?! そのために「サウナイキタイ」のような検索サイトがあるわけだし!! とおっしゃる方もいらっしゃるかと思いますが、なんなんでしょうね、気がつけば足が勝手に向かい出すサウナというものが出来てしまっておりました!

 

では、私のホームサウナはどこかといいますと、大阪は十三にあります「ニューサウナシャン」というサウナ施設でございます。

sauna-2682.business.site

 

この施設ですが、サウナ検索サイトのサウナイキタイによりますと、大阪府内のサウナの中で「イキタイ」順位が22位、40位(2023年5月時点)ということで、サウナーの中ではとりわけ目を向けられている施設ではないかと思いますが、「サウナを愛でたい」というテレビ番組で取りあげられたり、「サウナブロス」というサウナ雑誌の編集部より出版されたノスタルジックサウナ写真集の中で、東京の老舗サウナ「サウナセンター」、愛知県の老舗サウナ「サウナピア」、岐阜県の老舗サウナ「大垣サウナ」などと並んで、ノスタルジックサウナ10選として取り上げられています。

www.bs-asahi.co.jp

saunabros.stores.jp

 

はぁ? メディアに取り上げられたからホームサウナにしたのか? ただのミーハーじゃないのか?! と思われたかもしれませんが、私は本施設がそのようなメディアに取り上げられる前からホームサウナとして通わせて頂いております。

 

では、ニューサウナシャンがどういった経緯で私のホームサウナとなったかを書かせていただきます。
まずは初めていったキッカケですが、こちらはサウナ専用検索サイトである「サウナイキタイ」で見つけたことによります。
その頃、銭湯サウナに通っていたのですが、サウナにはいることでスッキリし体は軽くなるものの、いまいち「ととのい」というものを感じられずにおりまして、やはり銭湯ではなくサウナ専門施設にいかないとととのわないのかなぁなどと思っていたものでした。そこで「サウナイキタイ」にて大阪府で絞り込みサウナ専門施設を探したところ、当然「大東洋」や「ニュージャパン」といった超有名サウナがまず目に止まります。けれどその頃の私はまだ駆け出しのサウナーだったことでいきなり超有名サウナに行くことに気後れしておりまして、もう少し認知度が低くて人が少なそうなところはないかなぁと探していたところ、ニューサウナシャン(以下「シャン」と書きます)が目に止まり、何人ものサウナーが書かれている「サ活」を読んでみますと、なんかええ感じちゃいますのん?! と心を掴まれまして、早々に行ってみたところ、初めてこれが「ととのう」ということではないのか?! という体験を得ることが出来ました。
ですので、シャンが私の「産湯」(初めてサウナでととのった施設のこと)ということになります。


それから暫くはシャンによく通うようにはなっていたものですが、やはり駆け出しのサウナーだった私は他のサウナではどうだろうと気になるもので、色々なサウナに行ってみるものの、まあスッキリサッパリするものの、シャンで感じた「ととのい」の感覚にたどり着けたような気がせず、そうなるとシャンに出向き、ああ、やっぱりここは何故だかととのうなぁとうっとりし、気がつけばシャンを軸としてサウナ通いするようになり、「ホームサウナ」となったわけです。

ベテランサウナーの中にも、「産湯」がホームサウナになっているという方は、結構いらっしゃるのではないでしょうか。


とまあ、上記の経緯でシャンがホームサウナとなったわけですが、ここから「シャン」とはどのような施設であるかを書いていきます。

大阪は「十三(じゅうそう)」にあることを先程書きました通りで、最寄り駅は阪急線の十三駅で、西側改札口を出て西に向かうこと徒歩5分の場所にあります。場所の詳細は、上記シャンのリンク先でご確認ください。

 

まず目に入ってくるのは、「ニューサウナシャン」という昭和を感じさせるネオンの看板!
おっさんである私は、もうそのネオンが目に入っただけでノスタルジックな気分になり、ととのいます、、、

(お出迎えしてくれるネオン 雨の日はネオンが故障しないようにするため、照明を消すそうです)

 

で、ノスタルジックな気分に浸りながら入り口より受付に到着すると、やはり昭和な雰囲気で、古さは感じられるものの、清潔感であふれており癒やしをいただけます。受付の老紳士は丁寧で気さくな対応をしてくださいます!

受付に向かって左側すぐにロッカールームがあります。で、浴場はロッカールームより見えている食堂入り口すぐの左手にある階段を降りて行くことになります。

浴場に向かう際はロッカールームにあるサウナパンツを履いていきましょう! もしサウナパンツを履かずに浴場にいくと、食堂で注文を受け付けるために待機しているオバサマに「そんな立派なモン見せつけられたら、オバちゃん照れてしまうやんかw」等と揶揄されるかもしれませんので。

 

階段を降りて道なりに進むと浴場の入り口へ。入り口には使い放題のフェイスタオルとサウナパンツが棚に置かれております。
浴室には、使い捨ての歯ブラシ、T字カミソリ、ナイロンタオル(これは使い捨てではありません)が設置されております。ただ、歯ブラシは歯磨き粉付きではありませんので、歯ブラシ横に設置されている歯磨き粉(ガードハロー)を歯ブラシにつけてお使いください。


浴室の洗い場ですが、本当に清潔感に満ちております! 鏡はもちろんのこと、シャワーの温度調整をするところの金属の部分(すみません、あの部分の呼び名がわかりません、、、)についてもピカピカです! 湯垢ひとつありません!!

 

湯船は2箇所あり、洗い場背面と、メインの高温サウナを出て直ぐ左手にあり、高温サウナを出て直ぐにある湯船はバイブラ仕様となっております。湯船の温度は少し高めで、私の体感的には41〜42℃といったところでしょうか。

 

で、肝心のサ室についてですが、室温約90℃高温サウナと、約80℃程度の低温アロマサウナの2つのサウナがあります。
まず、高温サウナについてですが、こちらは遠赤外線ストーブが設置された俗に言う「昭和ストロング」サウナとなっております。室内は大変明るく、結構大きなテレビも設置されており、近年流行りの瞑想仕様とは完全に逆行しておりますね。
席は2段構えとなっており、ここで特筆すべきは2段めの席の背中側は全面バスタオルが敷かれており、背中をもたれかかってもヤケドすることのないように配慮されております! また床には絨毯が敷き詰められておりますので、とても足の裏に優しい仕様となっております!! いやぁ、ホスピタリティに満ち溢れております!

 

次に、低温のアロマサウナですが、ストーンサウナストーブが設置されており、席は一段構えで、「和はっか」の香りに満ち溢れたサ室となっております。
低温サウナ入り口には小ぶりのクーラーボックスが設置されておりまして、この中には「和はっか」のキューゲル(アロマエキスを含んだ球形の氷)が入っており、これをストーンサウナストーブの上にある銀皿に置くことで、サ室内を更に和はっかの香りで満たし、湿度を高めることが出来ます!
室温は高温サウナより低いものの、湿度が高い分こちらの方が発汗しやすいと思います。
一段構えのため少し暑さが物足りないといった方もいらっしゃると思います。そういった方には、席に「立って」入ることをオススメします。立つことで上半身はかなり高温を感じることが出来ますので、更に発汗出来ることと思います。私は結構立って入っております!
また、低温サウナの方はテレビは設置されておらず、その代わりかα波ミュージックが延々と流れております。ちなみにこのα波ミュージックはサウナミュージックの第一人者である「とくさしけんご」氏の「ミュージック・ フォー・サウナ」ではございません。

tokusashi.com

 

あ、大事なことを書くことを忘れておりました。高温サウナの入り口を抜けた奥に行くとトイレがあるのですが、このトイレの前に引き戸式の冷蔵庫があり、この中にキンキンに冷えたサウナハットや冷凍タオルが入っております。こちらはどなたでも自由に使用出来ますので、少しでも長くサ室に入っていたいという方は是非使用されればと思います!

 

サ室を出た後はご褒美の水風呂ですが、深さはちょうど膝上くらいで、首まで使った場合であれば定員4名程度、水温は平均17.5℃といったところです。
特筆すべきものはないのですが、水風呂中央奥に「雨だれシャワー」なるものがあり、この雨だれの下にいますと、頭を水に沈めることなく頭を冷やすことが出来ますので、お好みでどうぞ!

 

で、ととのうための休憩スペースですが、こちらはサ室を出て直ぐ右にととのい椅子が、平日は4脚、土日祝日は5脚設されており、このととのい椅子の対面側から扇風機からの風をいただけます! また目を閉じて耳を済ませておりますと、小鳥の鳴き声が心地よく聞こえてきます!!(これはウェルビー栄のととのいスペースで聞こえてくるのと同じやつっぽいです)
扇風機からの爽やかな風、小鳥の鳴き声、湯船の水が流れる音。目をつぶっていると、正しく森に流れる小川のほとりにいる気分に浸れます!

 

さて、サウナでととのった後ですが、食堂もこれまた昭和! 天井にはキャバレー仕様のシャンデリアがあり、壁面には漫画の単行本がぎっしりと並んでおります! 漫画本の冊数ですが、これは中々のものです。おそらく大阪府内でも屈指の多さだと思います。私の知る限りでは、「アムザ」や「大東洋」よりも多いのではないかと思います。
で、肝心のサ飯についてですが、こちらはあまり期待しないでください、、、 メニューは基本的には軽食メニューのみとなっております。が、一応ビール等のアルコール類や、「オロポ」も提供されております。
ちなみに、私がよく注文するサ飯は「焼きそば」です。私は注文することはほとんどありませんが、「お茶漬け」を注文されているかたはボチボチ目にしますかね。

(焼きそば写真 箸入れのロゴが可愛いですね^_^)

リクライニングスペースは食堂の全面にあるテレビの右側の階段を登った3階にあります。
こちらは照明は暗めにしており、落ち着ける仕様となっておりますが、漫画の単行本が充実しており喫煙スペースのある食堂の方が居心地がいいと思う方が多いためか、結構空いております。ですので、仮眠するにはもってこいかも! ちなみにドライヤーが設置されているのも3階となっております。

というわけで、今回は私のホームサウナについて書かせていただきました。
自分の思い入れ深い施設について書かせていただいたこともあり、今までよりも長文となってしまいました、、、
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

 

さて、次回ですが、サウナでは昨今空前絶後? のブームとなっているロウリュウサービス(アウフグース)について、私の思うところを書かせていただこうと思います。

 

ということで、今回はこれにて!