週末サウナーのブログ

多くの人にサウナの良さを知っていただければと思い、書いていきます!

サウナ施設レポート① 「入船温泉」

今回は、訪問したサウナ施設について、私の感じたこと、思ったことをレポートとして書かせていただきます。
今回書かせていただくサウナ施設は、大阪の銭湯「入船温泉」であります。
でですね、この「入船温泉」ですが、サウナ検索サイトの「サウナイキタイ」で確認したところ、大阪市内で3件ヒットしますが、今回私のレポート致します入船温泉はこちらになります。

irihune.co.jp

 

まずですね、何故初回レポート記事にこちらの施設を取り上げようかと思ったのかといいますと、このブログを発信するために作成したツイッターのアカウントで気になる施設のアカウントのフォローしていたところ、最初にフォローバックしていただけたのが「入船温泉」さんのアカウントであったことによります。
はい、私は単純な人間でありますので、単純な理由で行動します。それと、今まで「入船温泉」さんへは一度も行ったことがなかったこともあり、なおさら行って肌で感じてみたいと思ったのも理由のひとつです!

YouTubeでも様々な方がこちらの施設についての動画を配信サれておりますね。つい最近であれば、サウナーでありサウナ大好きな大物お笑い芸人であるTKO木本さんが自身のYouTubeで取材したのを動画で配信されておりますので、下記リンクからご覧になれば、この記事では伝わらなかったことも感じ取られるのではないかと思いますので、是非ご視聴いただければと思います。

www.youtube.com

 

では、レポートに入っていきます。
最寄り駅はJR線、南海線新今宮駅、もしくは大阪メトロ御堂筋線の動物園前駅でして、各駅から徒歩3分程度の距離になります。交通の便はすこぶる良し。
で、入り口に到着すると、暖簾が歓迎してくれます。

入り口

 

入り口の暖簾をくぐると、街の銭湯らしく下駄箱がお出迎えしてくれます。どこの銭湯へいっても感じることなのですが、銭湯の下駄箱ってなんかホッコリしませんか? こういうのが構えずに店の中に入っていける感じで、私は大好きです!!

支払いは券売機でチケットを買い、番台(受付)でチケットを渡すのですが、この時に下駄箱の下駄札を番台に渡し、それと引き換えにバスタオルと番号のついた手首や足首につけておくものを渡されまして、「浴室内のこの番号のある場所にバスタオルを置いて、バスタオルは自己管理してくださいね❤」と説明していただけました。

※ハートマークはあくまで私がその説明の声色から感じ取っただけですので、お気になさらず

 

番台から「男湯」とかかれた暖簾を潜り男湯の脱衣場へ入ると、清潔感あふれる雰囲気がお出迎えしてくれます。明るくてピカピカで、もう非の打ち所がありません! で、浴室入り口の右側に何か自然を感じるなぁと思って目線を向けますと、そこには大きなガラス面があり、そこから薄ぼんやりとサ室内を確認出来るようになっているのですが、そのガラス面に白樺の幹と乾燥ビフィタが立てかけられているのが目に入ります!
サウナ専門施設でこういう演出がされているのは割と目にしてきておりましたが、銭湯でこういう演出をされているのを目にしたのは、初めてのような気がします! なんかこういうのを見ると、「ああ、ここの施設はサウナに愛着を持って力をいれているんやなぁ!!!」ってのを感じますね!で、その白樺の幹の前にととのい椅子が3脚並んでおります。

 

ひとつ、これは注意事項というのもなんなのですが、給水器がありません。ですので、事前に水分補給用のドリンクを準備しておけれるのがいいかと思います。一応脱衣場に自動販売機が設置されておりまして、ポカリスエットやイオンウォータが購入可能となっております。

 

浴室内に入り見渡しますと、簡素ながらも清潔感に包まれているのを感じます。浴室に入って正面に熱湯の浴槽があり、正面右側に露天風呂スペースがあります。で、その露天風呂スペースにととのい椅子が3脚並んでおります。
脱衣所と露天風呂とで合わせて6脚のととのい椅子。これは銭湯サウナとしては最大級の部類にはいるのではと思います。私の知っている限りでこれほどととのい椅子のあるサウナは、こちら入船温泉さんと京橋にあるユートピア白玉温泉さんくらいでございます!
まあ、私が知らないだけかもしれませんので、もし他の銭湯サウナであそこもしっかりとととのい椅子が置かれてるよ! という情報をお持ちの方がいらっしゃいましたら、お知らせいただけますと幸いでございます m(_ _)m

こちらは洗い場にシャンプーとボディーソープが備え付けられております。素晴らしい! まあ銭湯へ行くときは基本的にシャンプーやボディーソープは準備した上で行きますが、銭湯へ行くつもりがなく手ぶらで街を歩いていても入りたくなるときもあるもんです。
そんな時は大変助かります!!

 

洗い場で洗体しいざサ室へ。入り口の直ぐ左にメトス社のZIELストーブが鎮座しており、こちらのサウナストーブはサウナストーンの上には水の噴出口があるオートロウリュ仕様となっております!

ZIEL ジールmetos.co.jp


大阪の銭湯のサウナでオートロウリュ仕様は中々ありません。こういうところにもサウナに注力されているのが伝わってまいります。
座面はL字型の三段構えで一段目は2名程度しか座れませんが、2段目、3段目はゆったり4人は座れる幅があります。室内はいい感じに薄暗く、テレビはありませんが北欧系の癒やあふれる音楽が流れており、ほんのりとアロマの香りが漂ってきます!
一時間に三度オートロウリュされるためかロウリュのないドライサウナと比べて湿度を感じ、発汗もいい感じです。入って3分もすれば腕に汗の玉が浮かんできました。


さて、肝心のオートロウリュについてですが、今回は3セット目にタイミングを合わせることが出来ました。感想はといいますと、すごいの一言です! ある意味凶暴です!
放水時間はほんの一瞬であり、おそらく大きめのラドル2杯分くらいではないかと思いますが、サウナストーンに水がかかった瞬間に蒸気が部屋中に循環され「おお、来たぞ!」と思ったのもつかの間、ぐぉぉぉ、、、と内心唸らずにはいられないくらいの熱さの蒸気が体をまとってくれました。もうね、蒸気と汗が入り混じって、体中がビショビショの状態!
ロウリュ未体験の方や初心者の方では少し厳しいかもしれませんが、これはこの後に入る水風呂のことを思い浮かべると、ある意味ご褒美です!!

 

サ室を出まして入り口から見て左の隅にあるこれまた存在感のある水風呂へ。
広さは1.5メートル四方くらいの深さは1m強といったところでしょうか。軟水のチラーでキンキンに冷やされた水風呂は体を首まで沈めた瞬間「頭パッカーン」状態。肌はスベスベになり、匂いもまったくありませんし、水温も15℃程度だと思うのですが、冷たくはありますが肌に刺さるような痛さはそれほど感じることがありませんでしたので、サ室後のご褒美感といった言葉が本当にしっくりきます。

1分程度で吐く息が喉から出る際に冷たく感じて来ます。

目を閉じると水風呂の中でととのってしまいそうになりましたので、息が冷たく感じたタイミングで後ろ髪をひかれる思いで水風呂を出ます。

 

水風呂の後はととのいを求めて休憩へ。露天風呂、脱衣場の両方のととのい椅子を使わせていただきましたが、まずは露天風呂のととのい椅子での休憩について。
露天風呂の窓が空いているため、程よく外気が入ってきます。また、露天風呂はお湯が常に壁面から放流されておりますので、ザァーっという耳心地のいい音が室内にこだましております。目をつぶり水の音に耳を傾け、そよ風を肌で感じておりますと、、、 はい、言わずもがなでございます!!

また、脱衣場での休憩ですが、こちらはととのい椅子正面のロッカーの上にある扇風機からの風を受けることが出来ます!
露天風呂と脱衣場ではどちらがいいかといえば、これは完全に好みになると思いますが、安定した室温、風を感じたいというのであれば脱衣場、水の音と季節を感じたいというのであれば露天風呂といったところなのでは、と私として思いました。

 

サウナを3セットやり終え脱衣場で服を来た後、ふとととのい椅子の方に目を向けますと、店員さんがととのい椅子の足元周辺の濡れているのを拭き取られている光景を目にしました。ほう、それがどないしたんです? と思われるかもしれませんが、私はこの光景にこちらの施設のホスピタリティを感じました! 脱衣場の脱衣するスペースの足元が濡れているのであれば、気づかれた店員さんがそこを拭き取られるのは、まあどの施設でもあるものだと思いますが、ととのい椅子の足元という濡れていて当たり前な場所を椅子に誰も座っていないタイミングを見越して拭き取られるというのは、中々目にしない光景だと思います!

 

脱衣場を出ますと、目の前にはテーブルやコワーキングスペースの小上がりがあり、テーブルの椅子に腰負けますとテーブル上にドリンクメニューが置かれているのが目に入ります。メニューの内容を確認しますと、生ビールなどのアルコール類がありますので、店を出てサ飯にありつくまで我慢できないといったアルコール好きな方は、まずはこちらで一杯といった感じで利用されるのもいいかと思います。

ドリンクメニュー

 

コワーキングスペースではコンセントも自由に利用出来るみたいでしたので、営業での外回りの時間を利用してひと休憩した後にノートパソコンを開いて軽くひと仕事といった利用も可能ですね。

 

退店にあたっては店員さんより笑顔をいただき、最後まで安らぎをいただけました。終始満足でございます!!

 

ちなみに、今回こちらの施設を利用させていただいたのは、土曜日の19:30〜21:00くらいの間だったのですが、混み具合はといいますと、「普通」でした。
ですので、洗い場、サ室とも混み合うことがなく、快適に利用させていただけました。
おそらく周辺は飲食店の多い場所柄であることから、この時間帯は食事をされる方が多いからではないかと思います。
他の時間帯はどうなんでしょうね。こちらの施設は是非何度も利用させていただきたいと思いましたので、別の機会では、他の時間帯に利用させていただき、混み具合を確認できればいいなぁと思っております。

 

そうそう、お伝えし忘れておりましたが、こちらの施設は「禁煙」となっております。が、入り口の前には灰皿が設置されておりますので、喫煙者の方はこちらの灰皿を利用されればよろしいかと。

 

ということで、今回は「入船温泉」さんのレポート記事を書かせていただきましが、いかがでしたでしょうか。しっかりと施設の状況や、良いところ、私の感動したことをお伝え出来たかを望むばかりです。
また機会があれば、施設のレポート記事を書かせていただこうと思います。

 

次回は、私がサウナでととのいを求めるにあたって気をつけている細かいところや、こだわりについてを書かせていただこうと思います。

 

それでは、今回はこれにて!